第123週 アウシュヴィッツ特集4

たぞ知るやナチのポプラと風の声


知らざればポプラ並木の風涼し


ごみとなりてもなお燃ゆ囚徒釜


死者と寝る三段ベッドや格子月


押し込まれ死床と知れど眠りこけ


死者の山吹き抜く風や月暗し


生と死を積み重ねたり床三段

死の床や風三段に吹き抜けり