第124週 アウシュヴィッツ特集5

生きながら地獄につづく鉄路かな


死者の群燃えたる後や骨の粉

明日ありとおもえど今日の死者の列


生まれたる時違(たが)えたりアウシュヴィッツ


我もまた死者に並べりナチの医家


ガス浴を震えて待つや弱者順


ガス室や無念凍りてガス停まる


死の庭の外や自由の草いきれ