第172週

時雨まで我呼び止めて紅の傘


雨を嗅ぐコーヒー色の京のカフェ


訴える人生ありて時雨かな

時雨聞く人生ありて薄明かり


闇を行く女人の謎や梅雨やまず


川底の時雨るる間(あわい)暮れ残す