第173週

友の訃や驟雨(しゅうう)盛んな午後独り


友の訃や驟雨の中に我独り


青簾心の隙間覗きたり


炎天下心煮つまる我があり


遅くとも熱き出会いや一期なり


深み増す空との距離や我独り


月影の妖しき香り帰路迷い