第193週 おくのほそ道写真俳句紀行

恨み溶く石の香りや湯の煙


恨み曳(ひ)く石の香りや湯の煙


(永井曽良)


残月をかぶりて山の位(い)を示し


行きずりのりんどうありて途中下車


行きずりのりんどうありて杖休む


(永井曽良)


屋根までも落ち葉塗(まぶ)して蕉碑あり


時化石冷たきままの芭蕉道


千切れ雲苔むす屋根に影忘れ