第66週

街角を通う杖あり梅雨晴間


見るまでは音ばかりなり迷い瀧

音標(おとしるべ)瀧に出逢いて道(みち)のあり


航跡もかすかにありて独り鴨


雲立つや若き日もあり友いずこ


留守番のお猫様(お犬様)あり暮れ遅し