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2005年5月22日
第1週~第100週
駅までの濡れたる梅雨に偲ぶ母
旅半ば訃報に戻る梅雨模様
母と子の共に入る梅雨街烟る
素通りの駅に紫陽花濡れており
おもかげを確かめぬまま通り雨
傘の内おもかげ烟る梅雨の街
酌み交わす古酒より分ける迷い花
(バレンタイン1827)
踏切に待つ人ありて梅雨走る
梅雨含むなんの花香る街うるむ
君といる夕陽の中に山遠し
母の背をまどろみ照らす木漏れ日か
子守歌までとぎれがちなる
花の名を問ふひとありて梅雨に入る
頬濡れておもかげ偲ぶ霧転(まろ)び
古賀幸子作(蓼科高原)
朧月屋根より低き位を占めて
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